
ファンシーくまさん by EIM
初雪恋詩
by ジョニー・D・グッド
今年もここにやってきた
外がよく見える大きな窓
あなたの好きな大きな暖炉
そのそばのソファにあなたがいる
そしてその腕の中に私がいる
ずーっと話してた
色んなこと
あなたは別にしたいことあったのかな?
でもねあなたの温もりが心地よくて
居座ってる私
少し会話が途切れて静寂が降りてきた
私は目を閉じて
いつものようにあなたの鼓動を確かめる
頬に指を感じた
そのしなやかな感じに私はゆっくり目を開ける
もう少し眠っていたかったな・・・
ふざけてわざとふくれっ面
「君が起こしてって言ってたのに」
あなたは笑って私の頬を軽くつついた
そしてその指を窓の方に向ける
あ・・・雪が降ってる
いそいで飛び起きて外に飛び出した
顔を上に向けて空を見る
夜の暗闇の中から
白い小さい花のような雪が
次から次から
私の顔に、髪に、手に降り注ぐ
気がつくとあなたが私の後ろに立ってた
私にストールをかけてくれて
その手を肩に置く
私の冷えた体に
あなたから暖かさが伝わってきた
ありがとう
見たかったんだ
あなたと一緒に今年最初の雪を
周りには何もない、何も聞こえない
ただあなたと私だけ
あなたを見つめた
あなたも私を見つめてた
まるでこの世界に2人だけみたいだね
この白い世界に・・・・・
ジョニーに振り向いてもらえるまで・・・
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