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☆ 初雪恋詩 by ジョニー・D・グッド ☆
2008-12-03 Wed 17:27

初雪恋詩











ファンシーくまさん by EIM



初雪恋詩 

                by ジョニー・D・グッド





今年もここにやってきた

外がよく見える大きな窓

あなたの好きな大きな暖炉

そのそばのソファにあなたがいる

そしてその腕の中に私がいる

ずーっと話してた

色んなこと

あなたは別にしたいことあったのかな?

でもねあなたの温もりが心地よくて

居座ってる私

少し会話が途切れて静寂が降りてきた

私は目を閉じて

いつものようにあなたの鼓動を確かめる



頬に指を感じた

そのしなやかな感じに私はゆっくり目を開ける

もう少し眠っていたかったな・・・

ふざけてわざとふくれっ面

「君が起こしてって言ってたのに」

あなたは笑って私の頬を軽くつついた

そしてその指を窓の方に向ける

あ・・・雪が降ってる

いそいで飛び起きて外に飛び出した

顔を上に向けて空を見る

夜の暗闇の中から

白い小さい花のような雪が

次から次から

私の顔に、髪に、手に降り注ぐ

気がつくとあなたが私の後ろに立ってた

私にストールをかけてくれて

その手を肩に置く

私の冷えた体に

あなたから暖かさが伝わってきた

ありがとう

見たかったんだ

あなたと一緒に今年最初の雪を

周りには何もない、何も聞こえない

ただあなたと私だけ

あなたを見つめた

あなたも私を見つめてた

まるでこの世界に2人だけみたいだね

この白い世界に・・・・・

 

 

 

 

 



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☆ 秋風に吹かれて・・・by ジョニーDグッド ☆
2008-09-24 Wed 15:55


秋風に吹かれて・・・  





BY EIM







EIMさんの新曲〔秋風に吹かれて・・・〕をお借りしてます。

EIMさん&Dちゃんのお二人に、落ち葉舞い散る歩道での微笑ましい恋人たちを秋のイメージで、リクエストして、作っていただきました。






〔秋風に吹かれて・・・〕

by ジョニーDグッド


緑がまぶしい夏が終わり


いつのまにか街の木々たちが


色とりどりの葉を風に揺らしている


ポプラ並木のある遊歩道は


その落ち葉で


黄色の絨毯を敷き詰めたよう


まるで1枚の絵のような中を


あなたと手をつないで2人で歩いてる


ドキドキした


何時会ってもどんなときも


あなたのそばにいるだけで


愛しさで胸が苦しくなる


私はそれを紛らわすように


たわいも無い話をしておどけてみせた


あなたはそれを笑って聞いてくれる


道の半分くらいまで言った時


あなたが木のそばで立ち止まった


あなたは笑顔で私の頭の上の


落ち葉を取ってくれた


私は「気がつかなかった、ありがとう」って


あなたに笑いかけた


「あ、あなたにもついてるよ」


私があなたの頭の上に手を差し伸べた


その手をあなたがつかむと


自分の方に私を引き寄せた


一瞬何が起きたかわからなかった


でも・・・・

 
私の背中であなたの腕を感じた


私の頬であなたの胸を感じた


その時強い風が吹いて黄色の落ち葉を舞い上がらせる


もう少し吹いててね


あなたを抱きしめ続ける理由が出来るから


私の唇であなたの唇を感じた


そう、きっと秋風のせいだよ


こんなに大胆になれるのは


ねえ?もう少しこのままでいいよね・・・・

 

 



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☆ 夏バージョン 短編小説  『約束』   by ジョニー・D・グッド ☆
2008-07-17 Thu 00:00
Dちゃん用




BY EIM



ボーの大好きな、EIMさんの曲をお借りしてます。







「約束」 by  ジョニー・D・グッド






夕日が水平線に沈み

ほのかな明りを残す

それと引き換えに

空に星のカーテンが下りてくる

その景色を見るのが一番好き


あなたの肩に寄り添って

いつまでもながめてた

気づいたら空は満天の星の世界になってる

あなたは、ほんとに優しいね

何にも言わないで私のわがままに答えてくれる

その時遠くで花火をやってる音が聞こえた


そうだ・・・

「私も花火持ってきたんだ、やってみる?」

そしてバックから線香花火を取り出した

初めて見るのかな?とっても不思議そうだった

「日本の花火だよ、私好きなんだ」

袋から1本花火をあなたに手渡した

火をつけてしばらく待つと

オレンジの丸い玉から細い小さな火花が

パチパチ音をたてて、きらめいた

「小さくても綺麗だね」って、あなたは、微笑んだ

でも、あなた揺らしちゃうから

すぐ落ちちゃったの


私おかしくって笑っちゃった

「揺らしちゃだめだよ、すぐ落ちちゃうんだから」

そして、もう1本点けてあげた

「今度は気をつけるよ」    あなたは笑った

私も一緒に花火をつけた

風が来ないように体を寄せ合って

そのはかなげな火花を見つめてたら

なんだかとってもせつなくて、悲しくなった

永遠なんて、この世にはないんだって、今ごろ気づいた ・・・



この花火の火が落ちるように

私とあなたもいつか別々になる時が来るんだね・・・

私は花火を見つめながらあなたに話し掛けた

私の目に涙が浮かんでた・・・

「いつかは私とあなた、どちらかが先に命の終わる時が来るよね?

その時にね、ここで、この場所で花火したこと思い出して欲しいの、約束して・・・」

そう言うだけで精一杯だった


そのとき、突然さっと、風が吹いて

私とあなたの花火を同時に、さらって行った

あなたは、花火が落ちたのと同時に

私をぎゅっと、抱きしめた

私の耳元で「約束する・・・」って囁いた

涙が止まらなかった


あなたに抱きついて、うなづくしか出来なかった

そのまま砂浜に倒れこむ

私の上に満天の星が、きらめいてた

その星を、さえぎるかように、あなたは私に重なった・・・・

このまま永遠にこの時が続けばいいのにね・・



花火



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☆ Dちゃんの素敵な 短編小説 ☆
2008-07-08 Tue 00:00





BY EIM



 君に捧げる歌 by EIM   (一番のお気に入りです
eim




「言葉にできない思い」
                 by ジョニー・D・グッド





やっと暖かくなったね
僕のそばで眠ってる
君のぬくもりと柔らかさを             
僕は今、肌で感じている
今日はほんとにびっくりしたよ
あの大勢の中で君を見つけられるかどうか
とっても心配だったんだ
君をがっかりさせるようなことになったら・・・って
でもそんな心配いらなかったね
僕はすぐにわかったよ
無意識に僕は 
君の手を真っ先に掴んでしまった
君の顔を見ると嬉しそうに笑ってる
目を涙で潤ませて  
そしてその手は冷たくて小さく震えてた
その手をどうしても温めたくって
僕の温もりが伝わるように
出来るだけゆっくり手を引いた
君はその手を大事そうに胸に抱えて
人ごみの中に見えなくなった・・・・

僕は君に早く逢いたかったんだよ
だけど君はなかなか入ってこなかったよね
僕は扉の向こうの君が
何をしてるのかなんとなくわかったんだ
すぐに入ってくればいいのに・・・・
僕はもどかしさで我慢できなくなった
いきなり扉を開けて
君の右手を思いっきり引っ張って
僕の胸に抱き寄せた
君は最初何があったか分からないようで
僕の中で体を硬くしてた
でも僕だって分かったんだね
胸に顔をうずめて甘えるように寄り掛かった
君の体はとっても冷たかった
僕はいつものように君の顔を両手で挟むと
君をまっすぐ見つめる
やっぱり冷たいね・・・・・
君はゆっくり目を閉じた
僕は君の冷えた唇に僕の唇を重ねた
君は何かにおびえるように
僕にしがみつく
僕も君を思い切り抱きしめる
君との約束守れたね・・・・
君のすべてを奪っていいかい?
僕のすべてをあげるから・・・・

君が来てくれてほんとにうれしいんだよ
迷惑なんて思うはず無い
やっと暖かくなったねって言ったら
君は恥ずかしそうに頷いた
そうしたら君がいきなり大きい声だすから
びっくりしたよ
え?マフラーを忘れたって
僕は思わず笑ってしまった
今は君だけでいいんだよ・・・・
愛しくて君を思い切り抱きしめた
僕の腕の中に君がいる
それだけですごく幸せだ
隣で眠ってる
君の幸せそうな寝顔を見ていたら
明日の辛さが心に少し影を落とす
きっとまたすぐ逢えるよ
その時は今の辛さを
打ち消すくらいに君を抱きしめよう
君は知らないだろ?
僕はね、君が思うよりも
君のこと愛してるんだ

言葉には出来ないけどね・・・・

 

   



   デリンジャー 




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☆ このままで・・・    by ジョニー・D・グッド ☆
2008-06-12 Thu 14:30
           このままで

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BY EIM



EIMさんが作って下さった新曲 この道はどこまでも・・・です。






「このままで・・・」

                by ジョニー・D・グッド

きっとこの待ってる時間が
一番幸せなのかもしれない
あなたに逢ったとしても
また離れなきゃいけないんだもの・・・
そんなこと考えて
もうすぐ星が出てきそうな空を
ぼーっと見上げてた
そうしたら後ろから肩を叩かれた
びっくりして振り返ると
見たことの無い人が立ってた
あなたに言われて私を連れてくるように
頼まれたって
そうだよね、あのメールには
ここで待っててしかなかったもんね
こんな町の中に
あなたが歩いてこられるわけないよね・・・
でも少し寂しかったのは贅沢なのかな?
その人に言われて車に乗る
久しぶりに座ったのと安心感で
眠ってしまったみたい
起こされた時には立派なホテルの前に着いてた

                       
今、私はドアの前に突っ立てる
その向こうにあなたがいるのに
なぜかドアを叩けない
入るときなんて言ったらいいのかな?
いろんなことが頭の中を動いてた
やっと決心してノックしようとしたとき
ドアがガチャっと開いて
私の右手を誰かが引っ張った
体が少し浮いた感じがして
ドアの閉まる音が聞こえた
体を引き寄せられて
きつく抱きしめられる
あ、あなただ・・・
私の奥から感触がよみがえってくる
よかった、私忘れてなかったよ・・・
あなたの胸に顔をうずめて
記憶を懐かしむ
あなたは私の頬をいつものように両手で挟むと
私を見つめた
その透き通った瞳に見つめられると
もう身動きできなかった
私はそのまま目を閉じる
私の唇の上にあなたの唇を感じた
そのしっとりと吸い付くような唇に
私はすべてを奪われる
自制心も時間もさっきの私の気持ちさえも・・・・

やっぱり好きだなぁ・・・
後ろから抱きしめられるの
あなたのぬくもりを全部で感じられるもの
私が来ていやじゃなかった?って聞いたら
「いや、どこにいるのか探すのが大変だったよ」って言って笑った
あ!って私が大きな声を出したから
あなたはびっくりして私を自分の方に向けた
「どうしたの?」って聞かれて
マフラー持ってくるの忘れちゃった・・・って言ったら
あなたは笑って
「今は君だけでいいよ」って抱き寄せてくれた
今、星・・・出てるかな?
もしでてたらもう1回お願いしていい?
このまま、このままもうしばらく
2人だけの時間をください
あなたに抱きしめられてるこの時間を
できれば時間を止めて欲しいな
それは無理な願いかな・・・・
                  
              



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